(おねーちゃんが大好きすぎて、抱え込んでる。子猫の時代。)

先般、フランちゃんの再捜索のお願いをさせていただいて
みんなが、とても励ましてくれて
本当にありがとうございます。


ただ、ただ、大事に育てました。
どんなに良かれと思っても、所詮は人間の考え。
猫である。彼らにとってそれが一番良いのかはわかりません。


だから、ただ大事に大事に育てました。







ここからは、妄想話。


私は生きるのが、あまり上手じゃありません。だから、よくとても辛くなります。
そして、色んな事を諦めたくなります。
だけど、そんな時、自分の内側からふっと暖かいものが、吐く息のように現れることがあります。

それに何度か救われてきました。


私が猫だった頃、飼ってくれてたおうちは、貧しかったんだよね。
戦後なのか、憶えている景色は三丁目の夕陽っぽかった。

飼主の顔も、性別すら憶えていないけど
頭を撫でられた事しか憶えていないけど
すごく大切にしてもらった
それだけは、心に刻まれている



もし、私がこれからも生まれ変わっても
生まれ変わらなくて
私の魂に刻まれた、優しさはずっと、私を護り続けるでしょう。


だから、私もそんな願いを込めて、この子を撫で続けてきました。
過去も未来永劫護られますように。
と。



どうか、この子が幸せで元気に暮らし。ていますように。


せめて一目、フランの元気な顔がみたい。